読書とカフェの日々

読書感想文と日記

7月26日:花火もオリンピックも見ない

今日は爆眠い日だった。もう今日はあと2時間くらいで辞めさせてもらいます。まーまー普通の就寝時間ですけども。

昨日は休日で、ひとりで気ままにゆっくりと行動できてとても良かった。新しく買って気に入った服を着て出かけて、お昼ご飯を食べてからジュンク堂の3階文庫のコーナーをじっくりと睨めまわすことができた。尾辻克彦の『父が消えた』があったら買おうと思ったんだけど、在庫なし。Amazonのほうも、Kindle以外なかったからもうKindleか古本でしか手に入らなそう。諦めて、ちくま文庫赤瀬川原平名義のエッセイをいくつか物色し、老人力全一冊』を購入。

『父が消えた』の方は、Kindleで買っておいた。

さらにちくま文庫の棚をひと通り舐め回し、ちょっと前から気になってた笹井宏之の『えーえんとくちから』を抜き取って、そのほかのいくつかは読みたい本リストに投入。白水Uブックス岸本佐知子訳のニコルソン・ベイカー『ノリーのおわらない物語』を拾って、新潮クレストの近くの棚にあったMONKEY vol.31特集『読書』初購入。

なんだかんだと買ってしまったけどじっくり選べたので満足した。近くのカフェでMONKEYをパラパラ読んで、2軒目のカフェで『えーえんとくちから』を読んだ。透明な存在感。穂村弘の解説がとてもとても素敵で、穂村弘単体の歌集とかエッセイとか読んだことがないんだけど、必ず読もうと思った。すごく人気があるみたいだし。きっと面白いんだろう。笹井ワールドの底を流れる原則を“魂の等価性”と名づける感性。引用と編集の手際が見事でまるで手品みたいだった。

帰宅後は読みかけの筒井康隆フェミニズム殺人事件』の続き。表紙の伊勢海老料理が本当に作中に出てきてびっくりした。『パプリカ』と『文学部唯野教授』も登場して楽しい。殺人事件は始まったばかりだ。読みながらうとうとしてた。変な時間にうとうとしてしまったので、夜寝るべき時間に眠れず。休みの翌日はやっぱり眠い。眠さの限界を感じながら、今日の仕事帰りは私以外の全員が豊平川花火大会に向かって移動しているのを頭皮の目で眺めて、オリンピックの開会式は深夜だというしもうくたばってしまおうと思います。

ああ、最近の好きなYouTuberについても少し書きたかったけど、限界が訪れようとしているので今日はこの辺で。