読書とカフェの日々

読書感想文と日記

6月4日と5日

ああ。昨日日記を書けなかった。無念無念。どうしたかというと、とにかく眠かった。毎日眠いんだけど、昨日は特別にとてもすごく眠かった。残業もしていたし、帰宅してご飯食べて、もう何もできずに横たわって、これはあかんと思ってすぐに寝る支度をして寝てしまったのだった。かといって今日だって眠かったけど、それでも昨日よりは元気。危ぶまれた今日の仕事も無事終了。耐えた。午後なんかはむしろ楽しんだ。それで、今週はずっと『アーティストのためのハンドブック 制作につきまとう不安との付き合い方』という本を読んでいたのだけど、翻訳本でちょっと日本語が硬い感じでなかなか内容が染み込んでこなくていつにも増してゆっくりペースの読書になった。今日は早く帰宅してご飯もさっさと食べて、続きを読んでいたんだけど、なかなか読み進まない。気づいたら意識が遠のいている。だけどもう少しで読み終わるし、読み下せれば面白いことが書いてありそうな感じはするのでがんばった。しかし日本語がなぁ。装丁は非常に素晴らしい。カバーイラストは三宅瑠人さんという人かわいくておしゃれ。あと目次が良い。本書の最後の方にも書いてあったけど、答えではなくて問いに意味があるとすれば、この優れた章立てを自分自身への問いの足がかりに使い、自分の制作について考えてみるような利用方法はありかもしれない。

翻訳には不満を持ったけど、装丁と目次が素晴らしいので、所持しておくこと自体には満足かな。

明日からまた小説を読む。多和田葉子さん。楽しみだ!