読書とカフェの日々

読書感想文と日記

7月の6日と7日:ふつうの日記

金曜日は久々にたくさんアルコールを摂取したので、二日酔いを覚悟していたけど特に問題なく起床。筒井康隆の『文学部唯野教授を本格的に読み始めてニヤニヤしていたら、水木しげるの妖怪百鬼夜行に行ってみることになったので昼頃出発。

道すがら一年ぶりくらいのスープカレー屋、メディスンマン。辛さをどうしたら良かったのかGoogle Keepで検索。25は辛いらしい。美味しさ重視なら20と書いてある(過去の私が)。最近辛さに弱くなってきたので15にしてみた。辛いけど美味しい。辛美味しい。美味しいけど量が多くて完食できず。

森美術館へ。水木しげるの妖怪画と、それが出来るまでの研究の過程や水木しげるの蔵書などの展示がメイン。べとべとさんとあかなめが頻出したので覚えた。あと豆狸ね。ぬりかべだけ写真撮影OKゾーンだった。ぬりかべのつぶらな瞳が時々ブリンクしててとても良かった。あんな仕掛けだけで生きている感じがした。撮影ゾーンに都合よく棒があったらなぁ!(置けない諸事情は察する)。

6月から中庭に設置されている倒れた巨木の作品が圧巻。圧倒的な物質感、確かな質量の存在感、コンセプトの美しさ。これって有料ゾーンなのかな、そうじゃなかったら晴れている日にまた見に行きたいな。光が差すと、内部に光の船が現れるんだって。

藤原千也 作 太陽のふね

7日は午前中は本を読んだり過去のブログ記事をまとめたりして過ごして、お昼ご飯食べてからカフェへ。こちらも久しぶりな感じがするけんちくとカフェKannaさんへ。

今日は1人なのでカウンター席。一日中ずっと満席だったみたいで店員さん忙しそうだった。2階にも席があるの知らなかった。『文学部唯野教授』を読了して文学部唯野教授のサブ・テキスト』を読みはじめる。『文学部唯野教授』の誕生の影には大江健三郎がいたのか。ポスト構造主義による「一杯のかけそば」分析』が面白すぎる。もちろんパロディ。文中に言及のあったフェミニズム殺人事件』Amazonマケプレで注文。一円(笑)。表紙がすごい。帰り道、応援している本屋さんへ。穂村弘の『世界音痴』をジャケ買いしたくなったけど堪えた。同じく穂村弘の『よくわからないけど、あきらかにすごい人』のタイトルを見て、「よくわからないうえに、あきらかにダメな人」だったら買ったかなとか思ったりして。少し惹かれる本数冊あったけど、購入には至らず。唯野教授はもう一回読みたい。明日から少し速度緩めて積読の中から短編集などを読んでいこうかな。